父の言の葉
これまで私は 妻への感謝の気持ちを 真実のままに 詩やエッセイにしてきました。 天に居る妻に届く事を願って・・・。 心の中で想うだけでも充分だとは思います。 しかし もし妻が私の気持ちを知りたいと望んだとき 常に想っていないと 通じないような気がするのです。 ですが 想い続けるということは 悲しみから開放されないことでもあり 辛く、苦しいことでもあるのです。 ですから こうして目に見える形にして書き記していくことで この想いが形として残り 想い続ける代わりに妻への証となる気がします。 そして 私の想いは もう充分に妻へと伝わったことでしょう。 『とこしえに 流す涙は途絶えても 感謝の気持ち 変わることなく』 妻が旅立って一年以上の月日が流れても この想いは ずっと変わらないでいるのですから・・・・・・。 「父の言の葉」は父の言葉を中心に 娘の私が補足文を下段に追記する形で掲載しています。 想いを形にしようと提案したのは私からでしたが、 父の母への想いはあふれんばかりで枯れることなく、 気付けば、「父の言の葉」は日に日に増えていきました。 私も、父のこの想いは、間違いなく母に届いていると思います。 今しばらく・・・父の気の済むまで、付き合うつもりです。 素材: 夢幻華亭 様