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幸せだった

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あなたに逢えて幸せだった あなたは苦労をかくしてくれた あなたは手芸がうまかった あなたはスポーツが好きだった あなたは心の強い人だった あなたはいつもリーダーになる人だった あなたは心の優しい人だった あなたはおしゃれな人だった あなたは笑顔のきれいな人だった あなたは可愛い人だった あなたは元気な人だった あなたはいつでも気持ちが若かった しかしあなたは 元気なあなたは病気に負けた あなたは逝く時 夢枕(ゆめ)に出て 笑顔で別れに逢いに来た あなたの死顔は若くなり きれいな顔で おだやかで あなたは逝くのに悔いはなかったんだよね あなたに逢えて幸せだった 私にとっての母は 思うとおりに力強く生きた 逞しく、生命力に満ち溢れた人でした。 自分の人生に少しも遠慮していなかったし 妥協もしないで生きていた母。 反抗期を過ぎた後もだいぶ反発し よくぶつかり、よく喧嘩もしましたが 一生涯忘れる事の出来ないかけがえのない存在であり いついかなる時も自慢の母です。 素材: 典雅楼 様

短歌・その7

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新盆で あなたに逢える 夕方に 迎え火焚いて 心ときめく 一時を 一緒に過ごし 送り火で あなたは還る 宇宙の彼方 ありがとう 送り火焚いて 来年も 元気で逢う日 護っていてね このコメントは2020年3月に書いています。 母が亡くなって、今年で17年目になりました。 もう、そんなに月日が流れてしまったんですね・・・ 今の私達親子は、もう、涙で目を腫らした 鬱々とした毎日は、送っていません。 でも、これだけの月日が流れたというのに 母を思わない日はありません。 私や父が買って来た母の好きそうなものを 毎週必ず、母のお仏壇に乗り切れないほど お供えしています。 もし本当に死後の世界があって、 生前と変わらず、霊も食べることが出来るなら 母はきっと丸々と太っていると思います。 炊き立てのご飯も、毎回必ず山盛りにあげてますしね(笑) 素材: 十五夜 様

新盆

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あなたが入院して家を空けてからだと もう10ヶ月過ちました・・・ いつも若々しく 元気だったあなたは この宇宙の自然界の中を 水を得た魚のように さわやかに のびのびと 元気よく飛び回っていることでしょうね 自由を満喫しているような・・・ 束縛されることもなく あなた本来の姿に戻ったような・・・ あなたは生きているのです 高い宇宙のかなたから見守っていてください 私たちの ちっぽけな生き様を あッ!今ふいたさわやかな風は あなただったんですね 天に向かって大きな声で呼んでみたい おかあさ~ん 風に向かって大きな声で叫んでみたい おかあさ~ん ありがとう 生前の母は、パワフルで、愛情深く、面倒見が良くて いわゆる、肝っ玉母ちゃんという感じでした。 父の、この詩を見れば、 父がいかに、母に甘ったれていたかが 良くわかりますよね(苦笑) 私も、ひとのことは言えません。 とにかく今しばらくは、月日の流れに身を委ねつつ 母の供養に努めていきたいと思います。 素材: MILKCAT 様

ひとりごと

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愛する人に先立たれるって 淋しく 悲しく 身動きの出来ないほど辛いことだ その辛さが重症であればあるほど 仲が良かった証だろう この想いにふけれることは 先に逝った者の味わう事の出来ない幸せなのかも! 今なほ 胸がぐーっと熱くなり 涙あふれる 死んだ人はやがて 思い出の中で美化されていくと言いますが・・・ 母が生きていた頃から 父は母命みたいな人で、 私もお恥ずかしながらマザコンだったので いつまで経っても悲しみは消えてくれません。 でも、この悲しみこそが 私たちからの母に対する想いと 感謝の気持ちの表れなんですよね。 素材: 典雅楼 様