巡る春に・・・





あなたの愛した庭に
今年も花が咲く

共に歩み
重ねた思い出が
風に乗せて

香り 漂いながら
そこに懐かしい面影を連れて来る

季節は巡り

何度目かの春がやって来る
あなた亡き今も変わらずに

言葉交わさぬ約束

何度同じ春を
何度違う春を迎えるのだろう

また 逢えるその日まで


by りかこ☆





私がブログに掲載した父の写真を見て
つむいで下さったとのこと・・・。

いつも気にかけてくださり、嬉しく思います。

2005年3月いっぱいで父は定年退職を迎え
けれど「ご苦労様でした!」と言い合える伴侶を失い
さぞや寂しかっただろうと思います。

父が庭をいじるのも、そこで草花や菜園を育てるのも
みんな母のためだったと言っていました。

悲しくとも、寂しくとも、時間は流れ
私たちは、まだ、生かされていますから
これからも巡る季節を生きていかねばなりませんね。

俯かず、ちゃんと、顔を上げて・・・・・・。

※この詩はポエムサイト「月姿姫~ツキジヒメ~」を運営していた頃
 私の亡き母のために紡いでいただいた言の葉です。



素材:クリエイター = Selling of my photos with StockAgencies is not permitted様 / DL先 = Pixabay


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