イノチノ唄




月は唄う 命の唄を
精霊は集う 魂を導くために
夜風に見送られて 優しい笑顔の人が逝く
思い出を胸に抱きしめて 涙を流す人がいる

時はゆっくりと流れ 万物と共に命は移りゆく
今 私の隣を飛ぶ紋白蝶は
いつかのあなたの生まれ変わりかもしれない
輪廻   私も貴方も巡り行く

月は今 終らない唄を詠い
そして今 私も唄を詠いましょう

あなたのために
ただ あなたのためだけに

私はあなたを忘れない
あなたと あなたを思って涙する人たちに
ちっぽけな私の思い 届くように願いたい


輝夜様、ご遺族の方々、
そして亡くなられたお母様に
(稚拙ながら)この詩を捧げます。
輝夜さまのお母様に、心からご冥福をお祈りします。

by 弥生




弥生さん、素敵な詩をありがとうございます。

いつか必ず訪れる『別れ』―――。

わかっていたけれど、それでも
いくつになってもこんな別れは辛いものですね。

いつか母の魂も安らかな流れを経て
『輪廻』という名の環に回帰して
再び巡り会う日が来るでしょうか?

そんな日が来ることを願ってやみません。

※この詩はポエムサイト「月姿姫~ツキジヒメ~」を運営していた頃
 私の亡き母のために紡いでいただいた言の葉です。
 ポエムサイトを運営していた頃の私は「輝夜」というHNでした。



素材:Little Eden


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